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中国では道端で子犬を売ってた かわいい子犬の販売に許可は必要なの?

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息子が中国にいた2015年8月の写真。

 

道端で子犬が売られている中国の風景が珍しく、

思わずぱちりとしたようです。

 

今日は、その時の息子の驚きと

中国のタオバオで販売されている生き物についてご紹介しようと思います。

 

かわいい子犬のお値段は?

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ちっちゃくてかわいいですよねぇ。

生後2~3か月くらいなんだそうです。

 

どんなふうに売られているかというと・・・。 ↓

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こんな感じです。

 

お隣には屋台で飲み物などを売っているお店が。

屋台で食べ物や飲み物を売るのと同じようにして、

子犬を運んできて、ぱぁっと売っていくんです。

 

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ところで、このかわいい子犬たちのお値段は?

 

プードルみたいな子が 1500元(約2万7000円)

見るからに雑種の子が 450元(約8100円)

 

路上で販売されてる子犬たち ほんとに売れるの?

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かわいいから人がたくさん集まってきます。

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写真撮っている人もいますね。

 

実際にお買い上げされてる人も見たことがあるそうです。

少し育って大きめな子もいますね。

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大きめな子は、1匹ずつケージに入っています。

 

子犬のタオバオのお値段はどのくらい?

道端で販売されてる子犬のお値段ってやっぱりお安いのかな?

知りたくなって中国最大のショッピングサイトタオバオを覗いてみました。

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道端で売られている子犬とは、全然お値段が違いますね。

この子は 2999元(約5万円)です。

他の種類の子犬も、下記のようなお値段。

 

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やっぱり正規ルートタオバオ価格と、

路上販売されている子犬とは全然お値段が違いますね!

 

中国のタオバオで取引される生き物にはこんなものまで

 

ちなみに、中国のタオバオでは他にさまざまな生き物が取引されていますよ。

 

はもちろん

カエルやサンショウウオなどの両生類

飼育用のオオクワガタなどの昆虫

 

バラエティにに富んだところでは、

 

ペット用ミニブタ

食用の豚の赤ちゃん30頭 約12,000円

食用のハト

 

大型のいきものとしては、

 

牛の赤ちゃん

アルパカ

ポニー

競走馬

馬肉用の馬

牧羊犬

 

まで。

なんとダチョウの赤ちゃんも。

約10,000円 意外にお安いのでは?

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クジャクの赤ちゃんはもっとお安いです。

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日本で「特定外来生物」として販売が禁止されている生き物も

日本では特定外来生物として販売が禁止されている動物でも、中国のタオバオでは販売されています。

 

カミツキガメ

アフリカマイマイ

オオヒキガエル

ブラックバス

ブルーギル

 

などなど・・。

将来、こういった生き物が野放しになって困ることにならないのが、少々心配です。中国の法律はどうなっているのかはよくわかりません。

 

ありとあらゆる生き物があふれているタオバオの販売ページ。

生き物好きな方なら、中国のタオバオのページを検索すれば、

時を忘れるほど夢中になってしまうことは確実です。

 
カラーリングされてる中国の子犬

子犬のことにお話をもどしてみましょう。

数十年前は日本でもひよこがカラーリングされて

夜店などで売られていましたね。

 

中国では現在でも、子犬が日本の昔のひよこさんのようにカラーリングされて売られています。

こんな感じです ↓

 

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驚き!

 

着色といえば、お蚕さんまで着色してあります。

どうしてこんなものまで?

不思議ですねぇ。

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 ペットを染める染粉も販売されています。 ↓

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こんなお値段で簡単に染められてしまうんですね。

ペットの体には、あまり良くないという記事などもありますが・・・。

 

 日本で子犬の販売をするには?

さて、日本では子犬を道端で売っている光景を見ることはありません。

日本で子犬などを売買するためにはどうすればよいか。

 

動物を販売したり、預かったりするためには、

動物取扱業の登が必要となります。

 

事業所ごとに糖道府県知事あるいは政令市の長へ許可をもらうための申請を行わなければなりません。 詳しくはこちら ↓
www.tanomana.com

 

中国でも本来は許可が必要

 

では中国ではどうなのか?

中国でもやはり ほんらいは各省に届を出さなければいけないのだそうです。

 

道端で売られていた子犬は不法に売買されているということになります。

さらには、問題のある子犬などを格安で譲り受けてさばしているのだそうです。

 

なるほど、お値段があんなに安かったのはそういうわけだったんですね。

 

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こんなにかわいいのにね!

 

飼い犬が行方不明になる事件

ふと思い出してしまったのが、息子が中国でお世話になった親友のそうさんのお話。

 

中国には犬をお鍋にして食べる文化があります。

息子も「犬鍋を食べてみたい!」

と思っていたそうですが、犬鍋はにしかないのだとか。

 

いまだ、食べるチャンスに恵まれていないそうです。

 

で、そうさんですが、彼は、子供のころ、犬を飼っていたのだけれど、

ある日突然、いなくなってしまったそうです。

誰かにさらわれて犬鍋にされたのではないかと、

そうさんは思っているそうです。

 

車できて、道にいる犬をさっと車に乗せてさらっていく動画を見たことがありますが、あんな感じでさらっていってしまったんでしょうか。

 

もし、かわいがっていた飼い犬がそんなことになったら、

ものすごく悲しいですよね。

 

 

道端で売られていたあの子たちも、

高額取引される血統書付きのタオバオに載っている子たちも、

子犬の命の重みは同じ。

 

みんなかわいがられて幸せになってほしいと願わずにはいられません。

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