インフルエンザにかかりませんように。
とくに、高齢の父や母がかかりませんように。
と願いながら毎冬を過ごします。
インフルエンザに加えて、今年はコロナウィルスが広がっていて心配です。
民族が大移動する春節の時季に中国が思い切った処置をしてくれました。
都市封鎖です。
中国で新型ウィルス封じ込めのため交通遮断
コロナウィルスの羅漢者が多い武漢で交通遮断措置を実施したそうです。
新型ウィルスが広がるのを防ぐためですね。
こういう非常事態の時、共産国は思い切った処置が徹底されますね。
武漢は日経企業の工場などが多いところ。
日本人との交流も盛んです。
私も以前、武漢乗り換えの飛行機に乗ったとき、
仕事のために武漢で降りる人とお話したことがあります。
けれども、時は春節。
中国大陸で民族大移動の季節です。
すでに多くの人が故郷に帰っていると思われるこの時!
移動禁止命令はなかなかの英断ですね。
故郷に帰っている人々が、仕事復帰のために都会に戻ることができなくなるということですからね。
それほど重大なことが起こっているということ。
想像を超えて、武漢はたいへんなことになっている様子。
今、ツイッターを見て驚きました。
中国の友達から送られてきた動画。武漢の病院では、人、設備、もちろん治療も全然足りてない。感染者は発表よりもっと多いのでは?武漢の病院の混乱①#武漢肺炎#コロナウィルス #武漢の病院の混乱 pic.twitter.com/jgcHdLnIX9
— みるくてぃたぴおか (@c0v0c_v0c0v) January 23, 2020
中国はツイッターが使えませんから、これまでなかなかこういう動画が上がらなかったんですね。
その後、急遽1,000人を収容できる病院の建設に着手したというニュースも入りました。中国の人海戦術には目を見張ります。
とうとう東京にもコロナウィルス感染者が!
さきほど、東京にもコロナウィルス感染者が出たとのこと!
この記事の下書きを書き終わった直後に知りました。
春節がどれほどの民族大移動なのか。
大都市から人々が消えてしまうほどなのです。
ここでは、息子の2016年の春節の体験から、
都会から人がごっそり消える様子をご紹介します。
人々が故郷に戻っている今の地域封鎖は、
人々が仕事のために都市に戻ることができないということになります。
けれども、中国の休暇では、人々は1か月も休むので、
長期休暇が終わる頃には、新型肺炎が収束しているといいのですが。。。
中国の新年春節のとき都会は閑散
息子が中国滞在していたころの春節の時の中国の都会の様子。
2016年2月の写真です。
ほとんどの人がくにに帰ってしまうため、閑散としています。
いつもの喧騒はどこへやら・・・。
静まり返って驚くほど。
お店も軒並みシャッターを下ろしていますね。
いつもなら多くの車やバスで大渋滞の大道路にも車の姿がありません。
あれほど、大渋滞に悩まされていた同じ道路とは思えません。
レストランも次々と店じまい。
道路を歩く人影もまばらになります。
み~んな故郷に帰ってしまっているから。
いつも食料品を買っているコンビニなどもお休みに。
朝ごはんのお店もお休み。
大型スーパーももちろん休み。
買い物にも困ります。
ふだんなら、タオバオで食料品の宅配もあります。
日本でアマゾンや楽天に食べ物を注文するのと同じ。
けれども、この時期タオバオも完全休業。
どこのお店も、問い合わせの回答すらこなくなります。
ネットで肉まんを頼めばいいや!
というわけにはいかなくなるんです。
物流もストップ!
運送会社もお休みなので、日本への荷物を送ることは全く不可能になってしまいます。
春節時期に都会でひとり過ごした時は?
春節の次期、息子が日本に帰国せずにひとりで中国で過ごした年がありました。
春節を迎えると、外ではお祝いの爆竹の音がしていたそうです。
今年は、北京では、こうした恒例のお祝い行事も中止!
お祝いの爆竹もなしになったのでしょうか。
息子が中国でひとり過ごした年は、少し前に大けがをしたばかりで飛行機に乗ることを医者から止められていたため、中国に残ることになったのでした。
ルームメイトのそうさんからは、
「自分の田舎で一緒に過ごしましょう。」
と誘っていただきました。
ひとりで生活するのにも健康上の不安があったからですが、混み合った電車に長時間乗るのもためらわれ、一人で部屋に残ることにしたのです。
そして、都会が地元という別の友人に毎日訪問してもらい、食事の用意をしてもらうようにお願いしました。
部屋で倒れていないか確認してもらうのと、いつも朝ごはんのお世話になっているアパートの下の肉まんやさんもしまっていて、食料の調達にも困ってしまうからです。
故郷に帰るための切符の購入も激戦
都会に働きに来ている中国人がどんなに多いのか、
あの閑散とした街の様子を見るとよくわかりますね。
ほぼすべての人が、この時期故郷に帰るということもわかります。
春節にまつわる思い出はたくさんありますが、
それは別記事に譲ることにいたします。
しっかり者の李さんは、切符の手配を1ヵ月以上も前からしていました。
直前になると、電車もバスも、切符が売り切れ。
価格も高騰してしまうのです。
ある年、ルームメイトのそうさんが切符の手配が遅れた時は、
結局、どうやっても切符を買うことができず、
故郷に帰る時期がずれてしまったことがありました。
ほんとうに中国30億人が移動するんですね。
中国当局は23日、新型ウイルスの発生地、人口1100万人の湖北省武漢市から市外への移動を原則禁止した。武漢市は航空機の出発便のほか、市外に向かう列車、バス、地下鉄、フェリーの運航を停止した。
という今回の措置で、ウィルスの拡散が防げることを祈りばかりです。
武漢が故郷の方たちは、正月明けにお仕事に戻れるのか・・・。
ひとごとながら心配ですが・・・。
そういえば、李さんの故郷は風光明媚な湖北省だったような・・・。
中国の春節という時期とコロナウィルスの流行が重なってたいへんなこと!
人類はこれからウィルスとの闘いの時期に入る、
と予言めいたことを言われた方がいましたが・・・。
ほんとうに心配です。
あ、そうそう。
そうさんに尋ねたところ、中国でもバナーをクリックして報酬が発生する仕組み。たくさんあるそうです。
もっとも、GOOGLEを締め出していますからグーグルアドセンスはありません。
中国独自のものだと思います。
↑ すでに第一話が公開されています。
多くの方にご視聴いただいています。
ぜひご覧くださいね。
春節時期の息子の体験、続きはすぐにご紹介したいと思います。