日本でもヒト→ヒト感染が出てしまいましたね。
武漢市に滞在していた日本人の第一陣が帰国しました。
帰国後、政府がそのまま自宅に帰したりホテルに滞在させたりする姿勢に、びっくりしているツイートであふれています。
「全員隔離」がホットワードに!
ツイッターでは、「全員隔離」というワードがホットワード入りしています。
各局のワイドショーでも、
「どこかの施設を借り上げて2週間缶詰にさせるとかできないんでしょうかね?」
とコメントしていますね。
85歳の母でさえ、同じこと思ったようです。
東京近郊の人を自宅に返すとは、厚労省は感染広げたいのか。全員隔離が当たり前の考え。本人たちもそう望んでいるだろう。 | 新型肺炎、武漢在留邦人のチャーター機が到着 https://t.co/My9DVHRXCL
— Helical Wand (@HelicalWand) January 29, 2020
各国が中国人の入国拒否をしている中で、
水際対策しかしていない日本はだいじょうぶかと
心配にならざるを得ません。
新型コロナウィルスに関する情報まとめ
下記記事に情報をまとめて、随時新情報を追加しています。
スペイン風邪との比較
スペイン風邪は1918-1919年に世界で大流行をおこしたインフルエンザ。1億人が亡くなったとされています。
時が第一次世界大戦中であったため、士気の低下を怖れて情報統制され、対戦に関係のなかったスペインが情報を出したため、スペイン風邪という名称となりました。
日本でも約38万人が亡くなったと報告されています。(計算方法によっては45万人の死亡であったとする推計もあります。)
ワクチンがない、感染して治癒するかどうかは患者の体力勝負、という点で、今回の新型コロナウィルスも似た状況であるとも言われています。推測ですが、「おそらく日本中のほぼすべての人が感染していたが、体力のある者だけが生き残った」と専門家が指摘しています。
ちなみに、インフルエンザウィルスが分離されるまでには、1933年まで待たねばならなかったとのことです。
スぺイン風邪は、マスクの着用をしたり、集会の禁止など、徹底した隔離が実施されました。公共場所で咳やくしゃみをしたら罰金、投獄というのが実際に行われたようです。
こういう世界状況の中で、最も優れた隔離政策を実施し、軽度の流行にとどめたのがオーストラリアです。
厳密な港での検疫という方法で、国境を完璧に近く閉鎖してスペイン風邪の国内侵入を6ヵ月遅らせることに成功し、大きな被害を被らずにすんだのです。
現在でも、煙草の徹底的な締め出し政策を行っているオーストラリア。
国民の健康を守るための政策には、過去から見習うべき点が多いと言えますね。
喫煙者はインフルエンザにかかりやすく、副流煙は迷惑ですから、新型コロナウィルスの危険が迫っている今は、禁煙を検討するにも良い機会です。
◆参考サイト