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溶接工場と健康被害との関係は?

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父の介護が始まってから蕁麻疹が毎日のように出て

アレルギー症状がひどくなってきて・・・

ストレスなのかと思っていました。

 

でも、もしかしたら近所の工場からの排煙によるものだったかもしれません。

 

 

蕁麻疹が日ごとにひどくなり起きていられない日も

体調がとても悪くなったのは、

今年の1~2月くらいから。

 

入院中の父へのお見舞いが始まり

その後、退院した父の介護が始まったため、

疲労とストレスによるものとばかり思っていました。

 

時を同じくして、

ほぼ実家で生活していたのを、

自宅での生活に切り替えていました。

 

仕事場も事務所でしていたものを、

自宅に移し、生活の拠点を完全に変更しました。

 

ですから、父の介護と自宅での生活の始まりはほぼ同じ。

 

しばらくしたら、まず帯状疱疹になり、

その後ひどい蕁麻疹に。

 

蕁麻疹はおさまらず、毎日ビラノアという薬を飲んでいます。

ビラノア一錠では心もとなくなる日もあるほど、

症状はひどくなるばかり。

 

薬を飲まないでいると、胸のあたりが苦しくなってきます。

ビラノアを飲むと苦しいのも治るので、

アレルギーと関係があるのだろうとは思っていました。

 

先日、皮膚科にかかった際に、

蕁麻疹がひどくなると、ぜんそく症状が出るので、

抗アレルギー薬でおさまったのでしょう。」

と言われました。

 

あぁそうだったのか。

やっぱりアレルギーがひどくなってるなぁ。

困ったなぁ。

 

と思っているうちに、

時々みぞおちあたりが、めちゃくちゃ気持ちが悪くて

起きていられないような日も出てきました。

 

胃酸を抑える薬のラベブラゾールを飲んだりしていましたが、

気持ちが悪いのは、なかなか治りません。

 

こういった時は、何か食べると一時的に良くなるので、

少しでもお腹がすくとすぐに何かを口に入れてしまいます。

この悪習慣が、実は私は何十年も続いています。

 

もともと、胃が弱くて、

すぐに気持ちが悪くなってしまうんです。

 

毎日外で草取りしている母の目が腫れてきた

5月~8月は実家に戻って生活していましたが、

8月に父が痙攣発作を起こして入院したのをきっかけに、

父の退院とともに、11月からまた自宅での生活が始まっています。

 

そして、今現在、体調が最悪の状態です。

今回は、母も私の家に来てもらっています。

母は、毎日外で庭の草取りをしてくれています。

 

その母の目が腫れてきました。

理由がわからず不思議に思っていたのですが・・・。

 

ある日、これが原因ではないかということに気づきました。

 

近所の工場で産廃を燃やしていた

昨年、息子が煙草の害から逃れるために自宅で静養しようと思った時のこと。

 

昼間は西側から常に煙が来てひどいアレルギー症状が出て、

自宅にいられなくなりました。

 

そのため、息子は日本での生活をあきらめ海外で生活するようになったのです。

 

その時は、西側からの煙が何なのか、

まったくわかりませんでした。

 

畑が広がっているので、誰かが畑で野焼きをしているのか、

工場では溶接の火花が見えていて、

その煙りなのか、いったい何だろうと不思議に思っていたのです。

 

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そして、つい先日、工場の敷地内で産廃が炎と黒煙をあげて燃やされているのを見たんです。あたりは煙くてたまりません。

「あぁ、これだったんだ!」

 

その時、息子と私の体調不良の原因はきっとこれだと思いました。

母の目が腫れてきたのも・・・。

 

母はもともと、臭いをあまり感じない人です。

あたりが煙くてもまったく気にならずに、

平気で外での草取りをしてくれていました。

 

毎日、大量の煙を吸っていたということになります。

 

産廃を燃やすのをやめてもまだ煙い

 産廃が燃える炎を見て、すぐに直接工場に電話をしました。

産廃を燃やさないでください。

健康被害が出ていますので。」

 

すると、電話に出た女性事務員の方はすぐに、

「あぁすみません。すぐにやめますから。」

と、素早い対応。

 

自覚していながら産廃を燃やしていたのか・・・。

 

炎はすぐに止まりました。

 

それから週末になり、工場も休日になって、

私の症状は土日で少し改善されました。

 

けれど、週が明けて工場の仕事が再開されると・・・。

産廃を燃やす炎は見えませんがまだまだ煙いのです。

 

工場の窓があいている

朝、デーサービスのお迎えの方が、

「煙いですねぇ。」

と言われ、工場の方向を見て、

「あ、窓があいてますね。

窓があいてたらだめですね。」

と言われました。

 

そこで私は初めて気づきました。

 

そう。

工場で溶接の仕事をする際に、

有害物質が発生している

その有害物質が、風にのってこちらに流れてきている!

 

これでは、産廃を燃やさなくても、

工場が仕事をしている限り、

私たちの症状は良くならないということになります。

 

やはり、引っ越しするしかないのでしょうか。

 

溶接による被害のひとつ じん肺

溶接作業によって、もしかしたら作業員の方々も健康被害が出ているのかもしれません。

 

溶接に関する知識のない私は「溶接 健康被害」で検索してみました。

そして、とても分かりやすく説明してくださっている記事を見つけました。

 

blog.sus-metal.com

SSめたるさんによれば、下記のとおり。

金属が溶接で蒸発し気体となる

       

空気中で冷やされ固体に

    

フワフワ空気中を漂う

    

人体の肺の奥に入りこむ

 

解決策としては、ヒュームを喚起することが重要なのだそうです。

 

ちょっと待ってよ。

「換気する」って、外に吐き出すってことよね。

工場からの排水を広い海に流してしまえばいいや!

っていうのと同じ考えよね!?

では、周りに住んでいる人たちはどうなるの?

工場で作業していないのに、

工場で作業している人たちと同じ有害物質を吸わされるってことよね!?

 

しかも、この小さな有害物質は肺にとりこまれたら排出されずにたまっていくのだそうです。

 

じん肺については、有名なところでは、アスベスト被害というのがあります。

有害物質を長年吸い続けることで、重篤な症状を引き起こしている病気です。

けれども、初期は何の症状もないのだそうです。

 

局所吸塵で溶接ヒュームの拡散を防止するための通達


溶接に関する職場整備に関しては通達というものがあるようです。

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https://www.rent.co.jp/sanki/32data/fume_collecter.htm より

 

ただし、通達というのは法的拘束力はないようです。

 

 

けれども、結局は自分が引っ越すしかないのではないかという気がしています。

 

 溶接に関する健康被害や、職場改善について、

もう少し調べてみようと思います。